「コロナショック」が、会計事務所の経営を根底から変える
コロナショックの影響で、会計事務所の経営環境は大きく変わります。
「顧問先のコインランドリー廃業に伴う客数の減少」
「必死のコスト削減やリモート指導になった顧問料の減額要求」
「RPA、クラウド、フィンテックの夜間活用で、監査の劇的な変化」
そして、今後会計事務所のサバイバル戦略は、下記の3つからの選択になっていきそうです。
「できる職員だけで収入に応じた事務所規模の縮小化」
「ミニコンサルティングを軸にした付加価値提供化」
「低コストで大量の件数をこなす低価格大量処理化」
ミニコンサルティングの付加価値提供ができる事務所に舵を切る
3つの選択肢から、中小会計事務所が「攻めの経営」をするなら、「付加価値提供」が必須になります。
そうはいっても、「ミニコンサルティングの付加価値提供」が、どの監査担当者でもできる訳ではありません。
やはり、
今後の成長の可能性があり、ミニコンサルティングに興味がある「できる職員」を専任する方が、効果的です。
そこには、「具体的なサポート」や「スキル・技能教育」を準備してあげなければなりません。
会計事務所のこれからの「ミニコンサルティング」の方向性とは?
会計事務所の特性上、「専門コンサルタント」「中小企業診断士」が行うようなプロ型のコンサルティングでは、あまりにハードルが高過ぎます。
しかし、「会計事務所だからこそできるミニコンサルティング」が存在します。
その分野を強化する事で、具体的に中小零細企業の業績改善や経営者の思い具体的にに貢献できます。
しかも、それは「一般的な会計事務所がホームページやセミナーなどでPRしている付加価値」ではありません。
他事務所と付加価値サービスの表現や名称が同じでも中身が全く異なり、他の会計事務所とも差別化でき、更に「専門コンサルタント」「中小企業診断士」とも差別化できるものです。
そして、何より「言葉だけのコンサルティング」ではなく、すべて「アウトプット」でき、モニタリングができる事が「差別化」を生みます。
当社がこれまで40以上の会計事務所に指導してきた「付加価値コンサルティング」は、このアウトプットに重点を置いています。
差別化できる「4つのアウトプット型コンサルティング」
コロナショックで、中小零細企業は「生き残りをかけた経営」を進めていきます。 当社がいろいろな会計事務所に指導している、「4つのアウトプット型コンサルティング」とは、どんなものか?
▶第1の「アウトプット型コンサルティング」は、SWOT分析を活用した根拠ある経営計画書作成支援
しっかりした戦略立案スキルを元に、企業の「強み」と「今後のニッチ市場」を整理し、「事業の選択と集中」の具体策を、「経営者の思いや潜在的な意思を確認しながらアウトプットするノウハウ」です。
その具体策や根拠戦略に沿って「追加融資・リスケ」に強い経営計画書が作成されます。
これが「普通に会計事務所が作成している経営計画書とは切り口の違うもの」です。
▶第2の「アウトプット型コンサルティング」は、経営承継見える化コンサルティング支援
多くに会計事務所が行う事業承継提案は、贈与・相続税対策、争族対策、資金対策、場合によってはM&Aなどが中心です。
これらは法律の範囲内で行う事なので、どこも成果に大きな差がありません。
しかし、非財産相続承継コンサルティングである「経営承継見える化コンサルティング」は、企業独自の「経営戦略承継」「組織人事承継」「職務権限承継」「価値観承継」など、実際の承継後の後継者が直面する課題を、「文書化するコンサルティング」です。
その内容には、過去実施した経営者の全員が納得と満足をした「経営承継10か年カレンダー」もあります。
▶第3の「アウトプット型コンサルティング」は、業績プロセスをモニタリングするKPI監査です。
会計事務所が行う「予実チェック」は、すべて結果論です
。業績に直結するプロセスを成功明確にKSF(KeySccessIndicator=重要課題)として具体的に絞り出し、それに沿ったKPI(Key Performance Indicator=重要業績評価)をモニタリング事で、行う事で、業績の根拠や外部環境
結果数字をモニタリングするだけでなく、プロセス数値をモニタリングする事で、経営者の悩みや課題に寄り添う事につながります。
▶第4の「アウトプット型コンサルティング」は、文書化・書式化代行サービスです。
聞けない言葉ですが、多くの中の小さな零細企業には、マニュアル・チェックリスト・マナー文書・詳細規則・ブックルール・個人ごと職務一覧・型決めしたルーチン一覧業務・職務権限などの「目に見える」 「書式」多く
の経営者は、そういった出力された書式や文書が欲しいが、社内でそれらを作成できる人材もおらず、「口頭での経営」に終止符を打っています。
「化」をExcel・Wordで「聞きながら、目の前で作成」するサービスをするのが「文書化・書式化」です。これは元々、Excel・Wordの入力が早い会計事務所職員のため、
少し訓練すればできる技術です。
4つのノウハウをオンラインで学べるのが、
「会計事務所付加価値実践オンライン講座」
- 付加価値の必要性はわかっている
- でもどう教育すべきかわからない
- 実際に経験あるコンサルタントに依頼すれば、高額な費用が発生する
- また監査担当者に無理強いしても、結果が出ない
- 専任者を考えているが、ノウハウやツールの指導の仕方が分からない
こんなところ長税理士の為に「いつでも、どこでも、何回でも視聴できる」このオンライン講座は開発されました。
これら4つの「アウトプット型コンサルティング」の技術や、特に「SWOT分析」「経営承継触媒化」「KPI監査」には、重点を
置いて解説。「への切り口や受注の仕方なく、そして「コンサル部門」または「専任コンサル担当」を立ち上げるノウハウを解説
「会計事務所付加価値実践オンライン講座」受講概要
▶受講をお勧めする会計事務所
- 予実チェックから、KPIチェックへ、差別化の付加価値を具体的に出したい事務所
- SWOT分析と経営計画書を武器にしたい事務所
- 非財産相続承継の「経営承継の可視化」を武器に加えたい事務所
- モニタリング・経営会議指導をパッケージ化したい事務所
- 監査後面談で顧問先経営者へのアウトプットを増やしたい事務所
▶受講で得られるメリット
- KPI監査、SWOT分析を活用した経営計画書ノウハウが身につく
- 顧問先の事業の選択と集中に提案の仕方が分かる(SWOT分析から)
- 経営承継顧問・10年経営顧問の切り口が分かり、既存の顧問先へ即提案ができる
- 監査担当者のスキルアップとコンサル部門専任候補者の具体的な教育ができる
- 監査後面談で顧問先経営者へのアウトプットを増やしたい事務所